アセットアロケーションとは、日本語に直すと「資産配分」となります。個別の株式や投資信託をどのくらい購入するかといった資産配分をする意味ではなく、もっと広義での資産配分のことを指します。例えば、資産配分のうち何%を証券投資に振り向け、何%を公社債投資に振り向けるといった感じです。
さて、アセットアロケーション「資産配分」は投資において重要かどうかの話ですが、結論から言えば資産形成においてもっともパフォーマンスに影響を及ぼすといえます。個別株で値上がる株を調べる方がパフォーマンスに影響を及ぼすように感じられますが、どういったアセットアロケーションにするかの方が影響は大きいです。投資において個別の用件は枝葉の部分、アセットアロケーションは幹の部分になるといえます。根っこはメンタルです。
それでは、どういったアセットアロケーションをすればいよいかは、個人の状態、リスク許容度に応じて変わってきます。基本的には、年齢が若ければ資産の大部分を株式投資に振り向けることをオススメします。60歳過ぎの方は、資産の大部分を公社債投信などの利息収入で資産保全を計ると良いとされます。
まずは、自身のリスク許容度と今後の人生プランにおいてのマネーイベントを考慮して投資に望むべきですね。
株式投資、不動産投資、債券投資、貯金をどのくらいの割合にするかを考えてみてください。
目安として長期の投資パフォーマンスとして
株式投資の長期リターンは年率8%
不動産投資の長期リターンは年率5%
債券投資の長期リターンは年率2%
ぐらいです。インフレを考慮すると長期では債権投資はマイナスになりますから、まだ若い方は資産のほとんどを株式投資に振り向けるといいんじゃなかろうか。ただしあくまで目安のリターンの話です。40年間ぐらいのタイムスパンでみたときのリターンですから短期間においては、株式投資部分がマイナスになるときもあります。ですから、あなたのリスク許容をよく考えてアセットアロケーションを構築してください。
蛇足ですが、
敵を知り己を知れば百戦危うからず
という孫子の兵法書の格言は投資の世界においても有効な格言になりますので自分自身を見つめなおすといいですね。敵はいませんけどね。