スイッチングコストを考えれば

スイッチングとは、保有投資信託を売却して、他の投資信託へ乗り換える行為のこと。
例えば、今流行のBRICsファンドが魅力的にみえて、手持ちのファンドを売却し、BRICsファンドを購入した人は多いんじゃないでしょうか?

スイッチングコストは、この乗り換えるために発生するコストのこと。
例えば、投資信託の種類によっては資産留保額を設定しているところもありますし、新規に投資信託を購入するには販売手数料がかかりますし、売却に伴って税金が発生する場合もありますよね。
これらは、投信を保有しておけば発生することが無かったコストですから、乗り換える投信がこれらのコストを確実にペイできるなら成功。もしも、ペイできなかったらという不確実性があるならそれだけリスクをとっていることになりますので、乗り換え投信は、そのリスク分もリターンに反映されないと割りに合わないと私は考えます。

で、そこまで考えると相当なリターンを上げないと乗り換える意味はないわけで、元々購入した投信の種類によりますが、そこまでリターンを上げるような目的で購入した投信以外からの乗り換えは無意味に感じられるんですよね。特に公社債投信とかの乗り換えなんか無意味。公社債投信から株式投信に乗り換えるのなんか愚の骨頂です。当初の目的とはずれてますからね。

投資信託で資産形成を行う場合において、もっとも愚かな行為は投資信託を乗り換えることですから。
人は、誰しもよりよい物を望むものですから、目先の判断で次々と投資信託を乗り換えていくとスイッチングコスト貧乏になりますよ。


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