資産形成において複利の力の素晴らしさを理解すると、マイナスの複利の怖さが理解できますよね。消費者金融の借金が雪だるま式に増えてニッチもサッチもいかなくなる状態です。まっ、将来の資産形成を考えている人がこのサイトを覘いてると思うので、消費者金融に手を出してる人はいないと思いますが、手をだしてるなら、まずはそちらの返済を頑張ってください。
さて、資産形成においてもっとも脅威になる、マイナスの複利の効果をもつインフレ(インフレーション)でもグダグダと書いときます。
まず、インフレとは、ものすごく簡単に書けば、物価が上がり続ける状態のことをいいます。例えば、うまい棒が10円から5年後に15円になるような状態のこと。ちなみにこの場合だと、インフレ率は年率8,5%です。
たった8.5%ですが、これを5年継続すると物の価格は1.5倍になり、現在の10円の価値が5年後には7.5円の価値しかもたないんですよ。このへんの感覚、現在のお金の価値がインフレによってどのくらい減価されるかの認識を持たない人が多くいて、銀行へ貯金し続ける無駄さを理解できないんでしょうか?
がしかし、今はデフレという異常現象が通常化してインフレリスクは認識しにくいからしかたがないっすね。ですが、インフレの芽はそこかしらに目立ち始めていますので認識するといいですよ。
例をあげると
・原油価格が過去最高値をつけるなど一次産品の価格が上昇しています。最終消費財では、値上げの機運はまだ見られませんが、原料価格の高騰を受けて早晩値上がりするでしょう。
・日銀の量的緩和解除にともなって、長期金利の上昇。今後短期金利の上昇も見込まれます。
・日本の借金総額の水脹れ。総額800兆円という途方もない借金を返すには、インフレを引き起こしてお金の価値を実質減価して返済するのが現実的。
他いろいろ。
最近の日本ではデフレ、デフレとデフレが当たり前のように常態化していますが、基本的に世の中はインフレ気味になる性質だということを認識しておいた方がいいですよ。
長期データ
1950年代 2.9%
1960年代 5.5%
1970年代 9.0%
1980年代 2.3%
1990年代 0.9%
基本は3%ぐらいのインフレが世の常と考えて日本の現状を考えてもう少し上ブレを想定しながら資産形成に臨むと吉。
資産形成において、市場の変動に気をもむ必要はないです、所詮短期的なタイミングを見計らっての運用はできはしなし、する必要もありません。それよりも問題なのがインフレ以上の利回りを確保できるかが問題です。
過去のデータからだとインフレ率よりも株式投資のリターンは高く、債券投資はインフレ率と同等かもしくは、若干低い結果となっています。なるべく株式投資へ資金を振り向けるのが、インフレリスク回避につながりますが、リスク許容度と時間が多くないと出来ないところですがね。